
私は以前、ある会社で企画担当に携わっていましたが、出産を機に専業主婦となりました。そんなある日、夫が義父の会社を継いで社長になることが決まったのですが……。
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悩む夫を支えて
ある日、夫は社長である義父から企画を考えるように言われ、悩んでいました。
「俺がそういうの苦手だって父さんも知っているはずなのに」と、どこか試されているように感じていたようです。思うように案が浮かばず、「何も思いつかない……」と落ち込む姿を見るうちに、私も放っておけなくなりました。
そこで私は過去の経験を思い出しながら、思いつくアイデアを片っ端から話しました。夫婦は困ったときに協力すべきだと思っていたからです。
すると、夫は熱心にメモを取り、「その案すごくいい! なるほどね……」と何度も頷いてくれたのです。
少しでも夫の力になれたなら、妻としてこんなにうれしいことはないと思っていました。
夫が社長に!?
それからしばらくして、夫と私は義父から呼び出されました。その場には義兄もいて、いつもとは違う空気が漂っていました。すると、義父は静かな口調で「次の社長は長男ではなく、次男に任せようと思っている」と告げたのです。
夫は目を丸くして「えっ、本当に俺でいいの!?」と驚いていました。義兄には何か思うところがあるのかと思いきや、「俺は前に立って会社を引っ張るタイプではないから」と、夫がふさわしいとフォローしてくれたのです。
さらに義父は、「お前の企画力を評価している。社長を任せてみたいんだ」と告げました。夫は喜び、小躍りしながら、「やっぱ兄さんより俺だよな~。今までたくさん企画も出してきたし、これからは俺の時代だ!」と、まんざらでもない様子でした。
しかし、夫が義父に提案した企画は、私が考えたものです。それをあたかも自分ひとりでやったかのように振る舞う夫に、私は少し引っかかるところがありました。








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