【妊娠したら癌になった話 第16話】ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。
★連載を最初から読むなら:「残念ですが…赤ちゃんは育ちません」地獄の始まりは異常妊娠だった #妊娠したら癌になった話 1
精神の限界を迎えた私は…
抗がん剤の種類を変えながら侵入奇胎(※1)の治療を続け、2度目の入院生活を終えて退院した月野ねこさん。しかし、安心するはずの家に帰ってきてからも、抗がん剤の副作用で体がだるく思うように動けず、家事も育児もできないことでの自己嫌悪が、どんどん強くなっていきました。さらに、今後の治療への不安も募り、「私は家にいても何もできない。ただ邪魔なだけの存在だ」と、ついに精神が限界を迎えてしまい……。
※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。
※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。






