7年付き合った元カレと別れた理由
交際当初から芸能関係の夢を追いかけていた彼は、「いつか夢を叶えて経済的に安定したら、きちんと俺からプロポーズするから、もう少し待ってて」と言ってくれていた。でも、交際を始めて6年が経ってもその夢は叶わず、私たちはまだ恋人関係のままだった。
一方そのころ、26歳になった私は「次のステップに挑戦したい!」と、同じ職種での転職を考えていた。そこで、引き続きWEBライター・編集の仕事をしたいと思っていた私は、WEB・メディア系の求人数が全国で最も多い、東京で仕事を探すことにした。
そう、彼との破局のきっかけとなったのは、私が転職を決意したことだった。
当時は関西に住んでいた私たち。私が東京で仕事をするとなると、引っ越さなければならない。そこで、私が「今後のことを相談しよう。東京に一緒に来てくれる?」と彼に話を持ちかけた結果、彼の返事は「俺は東京には行けない。今後も関西を出るつもりはない。まだ、ここでやりたいことがあるから」だった。
同棲し、毎日一緒にいる私たちにとって、これから何年続くかわからない遠距離恋愛を乗り越える自信はなかった。それに、彼は今後も関西に住み続ける意向なのに対し、一方の私は家族が住んでいる関東で今後は暮らしたいと思っていて、長い目で見たときの将来プランは、二人の間で大きく異なっていた。
となると、結論はひとつしかない。私たちは二人とも「別れよう」という直接的な言葉を使うことなく、「じゃあ、私はひとりで引っ越すね」「わかった」という会話をして、別れることになった。
これが、7年付き合った彼と別れた経緯。彼も私も、お互いが嫌いになったわけではなく、自分の思い描く未来を優先しただけのこと。とはいえ、正直にいえばお互いに気持ちが冷めていた部分もあったので、私は「もう、彼と私の人生が交差することはないんだろうなあ」と、直感で悟った。
彼と別れたあとは…

その後、がらんどうになった彼との思い出のアパートをあとにして、関東へと引っ越した私。新しい仕事を始め、「俺も夢を叶えられるようがんばるから」という彼の言葉を思い出しながら、新しい知識や技術を吸収し、結果を出すことに夢中だった。「働きマンになるぞ〜!」と意気込み、「新しい恋愛はまだいいや」と思ううちに、彼と別れてから1カ月、2カ月……やがて半年が経過。
そうして、業務をひと通りこなせるようになり、仕事のバタバタも落ち着いてきたころ、ふと思った。「そろそろ、彼氏をつくろうかなあ……」しかし、職場に好みの男性はおらず、平日は自宅と職場の往復だけで出会いはナシ。休日は地元の友人と遊んでばかりで、外部での出会いはナシ。
ここで、第1話の「出会いがないのよ……」と、焼肉屋さんでぼやくシーンに戻るのです。
あとがき
今回は、焼肉屋での続きを書こうと思っていたのですが、元カレの話がどんどん膨らんできてしまい、焼肉屋で交わしたモーリーとの会話を書くことができませんでした……。
そして、非常にまずいです!! 元カレの奇行を世間一般に晒してしまいました。この記事を知り合いや元カレが読んでいませんようにと、ただただ願うばかりです。でもまあ、バレても彼ならきっと許してくれるでしょう。
さて、次回こそ、焼肉屋で「出会いがなさすぎる」とぼやくアラサー独女・くららが、婚活を始めるきっかけとなったモーリーの言葉や、最初の婚活体験について書いていきたいと思います!
【アラサー婚活道 第3話】は、9月10日土曜日に更新予定です! お楽しみに!
イラスト/かたくりこ
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