
同じ職場の女性・Aと交際して1年目の記念日のこと。僕は、高級レストランを予約して、彼女へのプロポーズを決意していました。ところがその日、彼女から告げられたのはあまりにも残酷な言葉で……?
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憧れの同期との交際
僕は都内で働く会社員です。目立つタイプではありませんが、1年前から付き合っている自慢の彼女・Aがいました。 入社式で新入社員代表を務めた彼女の姿に、僕は一瞬で心を奪われたのでした。
高嶺の花だと思いながらも、Aと共通の趣味であるカメラをきっかけに距離を縮め、半年後、お付き合いすることに! 休日には一緒に写真を撮りに出かけたり、仕事終わりに食事をしたり。
特別なことはなくても、Aと過ごす時間は幸せで……。そして迎えた交際1周年の日。僕は彼女へのプロポーズをする決意を固めていました。
記念日に起きた裏切り
1年目の記念日には、2人で食事をする約束をしていました。僕は張り切ってホテルの高級レストランを予約し、ポケットには婚約指輪を忍ばせて……。
ロビーで緊張しながら待っていた僕ですが、彼女がやってきた瞬間その緊張も吹き飛んでしまいました。 Aの隣には、なんと僕とAの同期である男性の姿が。Aからは「ごめんなさい。私、彼と結婚を考えているの」と驚きの発言が。僕はその瞬間、頭が真っ白になりました。
話を聞くと僕と付き合いながら、彼とも関係を持っていたそう。同期の彼とは、すでに将来の話も進んでいるとのことでした。 「悪いけど、私の思い描く理想の生活には、あなたの今のポジションじゃ到底届かないの」と淡々と告げられ、僕は何も言い返せませんでした。 同期は「悪いな」と言っていました。2人が去ったあと、その場に立ち尽くしてしまい……。予約をキャンセルしようとスマホを取り出したとき、背後から声をかけられました。 振り返ると、そこには上司のBさんがいたのです。
偶然にも、同じホテルで会食をしていたというBさんは僕たちのやり取りを少し離れたところから見ていたそう。会食がお開きになったばかりだというBさんは「せっかくの料理を無駄にするのはもったいない。おなかはいっぱいだけど付き合うよ。私がごちそうするから、今日はやけ食いでもしよう」と場を和ませてくれ、気づけば一緒に食事をすることになりました。
最初は悔しくて言葉も出ませんでしたが、Bさんは無理に踏み込まず、仕事や趣味の話を穏やかに振ってくれました。その距離感がありがたく、少しずつ気持ちがほぐれていったのを覚えています。



