
僕は高校卒業後、一般企業に入社しました。同期のAからは高卒を理由にバカにされていますが、他の人とは良好な関係を築けています。ある日、僕と同じ高卒の女の子Bが新入社員として入社してきて……。
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僕に難癖をつけてくるA
ある日、朝礼の後に新入社員の自己紹介がありました。僕たちの課に配属されたのは全部で5人。全員が自己紹介を終えた後、僕の同期のAが教育係の割り振りを任されていました。課長から「頼んだぞ!」と言われたAは「任せてください!」と言っていたのですが……。
課長が出ていったとたん、「めんどくさ」と態度が豹変。僕が不安に思っていると、そのまま「君は国立出身だよね。僕につくように」と新卒を割り振っていきました。
そして最後に残ったのは、新卒唯一の高卒であるB。Aは横目でBのことを見ながら僕の名前を呼びました。「この子はお前が面倒を見ろ。高卒同士気が合うだろ」とA。
僕が「そんな言い方しなくても…」と言うと、Aは笑いながら「出た! 学歴ひがみ!」とまともに取り合ってはくれませんでした。これ以上話をしても無駄だと思った僕は、隣にいたBに「はじめまして! 一緒に頑張ろうね!」と声をかけました。
Bは前髪が長くて、声も小さいため表情は良く読み取れませんでしたが、小さな声で「よろしくお願いします」と返してくれました。
Bの長い前髪
Bは僕の話をメモするなどして、一生懸命聞いてくれました。僕とBは仕事の話だけでなくたわいもない話もしました。
僕は彼女の前髪が目にかかっているのが気になって……。「見えにくかったりしない?気にならないなら大丈夫なんだけど!」と伝えると、彼女は「人と目を合わせると緊張しちゃうから…」と小さな声で答えました。
続けて、「切ったほうがいいですかね?」と聞いてきたので、「僕は、Bさんと目を合わせてお話できたらうれしいと思うよ。みんなもそう思う!」と伝えてみました。僕の話を聞いたBは静かに頷いていました。



