彼が異常だと気付いても同情で別れられず…
私は月に2回ほど車で彼の家に通っていたのですが、1週間分の買い出しとお弁当作りに始まり、外出するときは彼と必ず一緒で、それ以外の外出は彼に禁止されるなど、もはや奴隷のような扱いを受けていました。また、彼が私の家に来たときは必ず交通費を渡さなければならず、おしゃれをすると「ほかの男のためか!?」と怒鳴られ、束縛もどんどん激しくなっていきました。
ストレスが限界に達した私は、職場の先輩や友だちに彼のことを相談。そうして、ようやく彼の異常さに気付きました。でも、「別れたいけど彼が心配で別れられない。私がいないと生活すらできなくなりそうで彼がかわいそう」と、長年の付き合いで生まれた同情心によって、彼との付き合いは断ち切れませんでした。
とはいえ、彼は少しずつ私の心が離れていたのが分かっていたようで、私にほかに誰か好きな人がいるのか疑っているようでした。そんななか、彼が私の家に来た日、大事件が起こってしまったのです。
「何そのメール?」彼のひと言で大事件に
当然、他に気になる人などいなかったのですが、私を心配してくれていた職場の先輩とのメールで「職場のA君はいい子だよね」とやりとりしていたのを偶然彼に見られてしまい、「何そのメール?」と、彼が私から無理やりスマホを取り上げようとしてきたのです。
必死に「やめて!!」と抵抗しましたが、床に突き飛ばされたあとに口を押さえられ、無理やりスマホのメールを見られました。強い力で押さえつけられた私の唇は紫に腫れ、口の中から出血し、頬にはあざが。
そのとき、私は「一刻も早く逃げなければ! この人といたら殺されるかもしれない」と、自分の身の危険を感じました。 しかし、それから彼は3日間も私の部屋に滞在。そこで別れ話をすると「また暴力を振るわれるかも」と怖かったので、どうにか穏便に過ごして3日後にようやく彼が帰宅。
彼が自宅に着いたことを確認し、自分の身の安全を確保してから、「もう無理です、別れよう」と彼に電話をかけました。「もう俺とは付き合っていくの無理?」と聞かれましたが、「うん、あんなことをされたらやっぱり怖くて……」と答えると、「そうだよね、ごめん。わかった」と彼自身も反省していたようで、逆ギレされたり危害を加えられることはなく、無事に別れることができました。



