
年齢とともに生理痛がひどくなり、痛みに比例して経血量も増加した私。貧血を感じることも多くなりました。でも、忙しさにかまけて病院の受診を後回しにしていたら……。
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体の異常を感じていたけれど
年齢を重ねるごとに生理痛がひどくなり、経血量も多くなっていった私。夜用ナプキンを使っていても1時間ほど漏れてしまうことが多く、めまいやふらつきを感じることもありました。鎮痛薬を飲んでも生理痛は引かず、生理のたびに苦労を感じていて……。
加えて、氷が無性に食べたくなり、冷凍庫には常に氷をストック。作っておいた氷がきれるとコンビニまで買いに行き、真冬でも震えながら氷をガリガリ食べてしまっていました。
体の異常を感じ、過度な氷食は鉄欠乏性貧血を起こすとわかってはいたものの、なかなかタイミングが合わず、病院に行けない日々が続いていました。
電車に乗っていたら突然…
49歳の11月のことでした。電車に乗っていたら突然、体に痺れを覚えました。一度落ち着こうと思って電車を降りた途端、なんと、その場で動けなくなってしまって……。しばらくホームで座って安静にして帰宅しましたが、帰りのタクシーでもつらいと思うときが多くなりました。
そのあと、別の日にも通勤途中で具合が悪くなり、電車を降りてホームで座ったつもりがそのまま動けなくなり……気づいたら駅員室のようなところで休ませてもらったこともありました。
3回目ほどここまで動けなくなってしまうと……と思うとさすがに危機感を覚え、私はようやく病院を受診することにしたのです。
輸血レベルの低さだった!?
血液検査をしたところ、なんとヘモグロビンが正常値の半分しかないと判明。輸血レベルの数値だそうで、「今までよく普通に生活してたね」と医師に言われてしまいました。さらに諸検査の結果、子宮腺筋症であることもわかったのです!
そしてホルモンの薬を処方されたのですが、最初に飲むよう指示された薬は強いもので、6カ月間しか使用できません。次に処方された薬は、どうも私の体には合わなくて……。薬の影響なのか、謎の微熱やだるさ、不正出血が1カ月半ほど続き、新型コロナの関係で微熱でも出勤できない職場だったため、結局、約2カ月も仕事を休まざるを得ませんでした。
これらの諸症状を相談すると、医師はミレーナの装着を提案。ただし、子宮腺筋症を患っているため、装着には激痛が伴うとも言われました。悩みましたが、これで症状が緩和できるならと、ミレーナの挿入を決意。痛み止めを打ちつつ先生がうまく処置してくださり、無事に装着が成功したときは涙が出ました!
※ミレーナ:黄体ホルモンを用いた避妊リング。ミレーナの黄体ホルモンが子宮内膜に作用すると子宮内膜が薄くなるため、月経過多や生理痛の改善につながる。
まとめ
薬の服用からミレーナ装着に治療を変えたことで、生理痛や月経過多、貧血などの不調はだいぶラクになり、仕事にも復帰できました! 自分に合った治療法が見つかって本当によかったです。それと、生理での痛みや出血過多は決して普通のことではなく、病気が隠れているケースがあるのだと学びました。不調を感じたら、早めに病院へ行って相談することが最善の選択だと、身をもって感じた体験でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
イラスト/たこ
文/しょうさん
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