
小学6年生のころ、私は生理について学校の授業で習ってはいたものの、実際に自分の身に起こることとしては、あまり想像できていませんでした。そんな私が、学校で初めて生理を迎え、戸惑って泣いてしまったときに、友だちに助けてもらった出来事です。
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生理は授業で習っていたけれど…
小学校では生理について学ぶ機会があり、ナプキンの使い方や生理痛については教わっていました。しかし、生理の経血の色には個人差があることや、学校で急に生理が始まったときにどうすればいいのかまでは、当時の私は具体的にイメージできていなかったのです。
友だち同士でも生理について話す機会はほとんどなく、私にとって初潮はまだ遠い話のように感じていました。
授業中に起きた異変
小学6年生の夏、授業中に下着のあたりにじわっとした違和感がありました。最初は何が起きたのかわからず、そのまま席に座っていました。
ただ、時間が経つにつれて違和感は大きくなり、不安でいっぱいに。それでも授業中に手を挙げることが恥ずかしく、私はどうしていいかわからないまま、動けなくなってしまったのです。
授業が終わったあとも、私はすぐに立ち上がれず、席に座ったまま泣いていました。そんな私の様子に気づいた友だちが「どうしたの?」と声をかけてくれました。
うまく説明しようとしても、私は動揺して言葉が出てきませんでした。すると、友だちは状況を察してくれて、「保健室に行こう」と付き添ってくれたのです。
そこで初めて、自分に生理がきたのだとわかりました。
初めての生理で知ったこと
保健室で着替えを借り、下着を確認すると、経血は授業で教わったような鮮やかな赤ではなく、黒っぽく見えました。私はその色に驚いて、「これも生理なんですか?」と保健室の先生に聞いたことを覚えています。
すると先生は、初めての生理では色が黒っぽく見えることもあるのだと、落ち着いた様子で教えてくれました。その言葉を聞き、ようやく少し安心できたのを覚えています。
保健室まで一緒に来てくれた友だちにお礼を伝えると、「私も最初はそんな感じだったよ」と話してくれました。そのひと言に、とても救われました。
まとめ
大人になった私は、この経験を思い出しながら、まだ初潮を迎えていない姪に「急に生理が始まっても慌てなくて大丈夫だよ」「困っている友だちがいたらそっと声をかけてあげようね」と伝えています。
あのとき助けてくれた友だちには、今でも感謝しています。初めて生理を迎えたときは不安でいっぱいでしたが、人のやさしさに触れて、忘れられない思い出になりました。
著者:重藤由希子/30代女性・ゴルフ場キャディ。20年以上の接客業経験を活かして、ゴルフや接客業などの執筆をしています。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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