妻の主張に両親は…
妻は「そうですか。実は私、御社の取引を担当している●●会社の者です。結婚式にはいらっしゃらなくて結構です!」とキッパリ告げました。
状況が呑み込めていない両親に、妻は自分の正体を説明。電話の向こうで、両親は言葉を失っていました。父は、
「いや、すいません…少し言い過ぎました! やはり参加させていただきます」と急に慌てて取り繕っていました。母も、「冗談を言っただけでしょ!」と逆ギレしていて……。そんな両親に対し、妻は冷静に返しました。
「身内の冠婚葬祭すら身勝手な理由でなかったことにするような方々とは、価値観が合いませんので」
妻の毅然とした態度に、両親と弟は何も言えなくなってしまったよう。黙り込んでいた僕の家族に呆れたのか、妻はそのまま電話を切ってしまいました。
自業自得の結末
その後、僕は身勝手な家族に愛想を尽かして実家の会社を退職。そして、これまでの経験を生かして別の会社に転職しました。
一方、実家の会社は予定通り弟に代替わりしたものの、現場を知らず経営のノウハウもない弟に、会社を回せるはずがありませんでした。無計画な経営方針や、ずさんな顧客対応がたちまち露呈し、重要な取引先が次々と取引をやめる事態に。会社の経営はあっという間に傾いていきました。
後日、両親と弟は青ざめて僕や妻に泣きついてきましたが、今さらどうすることもできません。結局、弟は「こんなはずじゃなかった」と早々に会社を投げ出し、残された両親は会社をたたんで細々と暮らしているそうです。
僕は今、自分を正当に評価してくれる新しい職場で、妻とともに穏やかで幸せな日々を送っています。これからも、僕のことを信じ、隣で支えてくれた妻を何よりも大切にしながら、2人で前を向いて歩んでいくつもりです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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