親の価値観を押しつけるのはNG!
そして、子どもに生理を説明する上で、親の価値観を押しつけすぎないということも気をつけるべきポイントです。
生理に対して「生理痛や経血漏れなどが大変」というイメージを持っている方もいるかもしれません。その気持ちをすべて隠す必要はありませんが、これから初潮を迎えるというお子さんの中で、「生理=しんどいもの、面倒なもの」という印象だけが強くなってしまうのは避けたい、と大石さんは言います。
「生理=しんどいもの」という印象だけが強くなるのを避けるために、まずは「生理のときは体の中でこういうことが起きているんだよ」と女性の体の仕組みとして科学的に説明するところから始めるとよいとのこと。
また、「生理の時におなかが痛くなる人もいればそうでない人もいる」「生理中よりも生理前の症状のほうがつらい人もいる」など、「人によって生理の症状はさまざま」であることを説明しておけるとよいそうです。
お子さんが実際に生理を経験して「生理痛がつらい」「生理で悩みがある」という不安な気持ちを打ち明けたり、相談したりしやすい環境をつくっておくことが大切だと大石さんは言っていました。
子どもと一緒に知識をアップデート
また、「親の考え方を押しつけすぎない」というのは、生理用品なども同じ。生理中でも女性が快適に過ごせるよう、生理用品は進化していて、近ごろはいろいろな選択肢が生まれています。
これから初潮を迎えるお子さんを持つ方も、「自分が経験してきた生理」だけにこだわるのではなく、知識を日々アップデートしておくことで、これから初潮を迎えるお子さんの心にもっと寄り添えるのではないか、と大石さんは言っていました。
生理にまつわる症状を軽減させる方法もたくさんあるため、「生理なんかで病院に行ってもいいのかな?」と思わずに、気になる症状があれば早めに受診することも大切です。
生理で心や体がつらいとき、お子さんひとりで抱え込んでしまうのではなく、親が子どもに対して、アドバイスやたくさんの選択肢を与えられるといいですね。



