【運命的に出会ったイケメン俳優と恋をした末路 第43話】高校生のころ、イケメンで俳優活動をしている井場矢(いばや)先輩と運命的な出会いをした成瀬雪さん。
卒業後に偶然再会した2人は連絡先を交換し、デートを重ねます。雪さんは井場矢先輩のことを好きになりかけますが、友人から井場矢先輩の不穏な噂を聞いてしまい……。著者・岡田ももえさんの知人の体験談です。
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「馬鹿だな私」
雪さんは高校時代の友人から、井場矢先輩は元カノと20万円の時計を割り勘で買うと約束したものの、当日に「お金を忘れた」と言って、彼女に全額払わせたとの噂を聞きます。さらに、その日以降、井場矢先輩は時計を預かったまま元カノと音信不通になり、別れを告げたそう。
雪さんが噂の真偽を先輩に確かめると、やさしかった先輩の態度は豹変し、友人たちと「誰が一番女の子に奢ってもらえたか」というゲームをしていると暴露。「雪ちゃん、よかったじゃん。イケメンと歩けて自慢できたでしょ」と言い残し、帰ってしまったのでした。
残された雪さんは、大学の友だち「ちーちゃん」にこのことを電話で報告。すると彼女から、先輩への「復讐」を提案され……。






井場矢先輩のことが許せないちーちゃんは、「やられっぱなしなんてあり得ない」「女の怖さ、わからせてやんよ」と怒りを爆発させます。
また、雪さんは先輩と誕生日プレゼントの交換をするために会っていたため、「プレゼント買ってないよね」と確認。雪さんはちーちゃんに対しては「買ってないよ」と嘘をつきますが、電話を切ったあと、買ってしまったプレゼントを見つめながら「馬鹿だな私」とつぶやくのでした。
ちーちゃんの前では「買っていない」と強がるものの、本当はプレゼントを買っていた雪さん。きっと心のどこかで、「井場矢先輩はひどいことをする人ではない」と信じたかったのでしょう。
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