
近年「生理休暇」という言葉をより聞くようになりましたが、同時に「積極的には取りづらい」という声も耳にし、まだ「生理」に対する認識は人それぞれだなと感じています。私には14歳の娘と10歳の息子がおり、娘には生理に対して不安になってほしくないという思いから、そして息子には誤った知識を得ないようにという思いから生理について話すことにしました。
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娘の生理がくる前に
現在14歳の娘に生理について話したのは、彼女が小学4年生のときです。そのとき、授業で生理のことを知ったと言う娘。ちょうどいいタイミングだと思った私は、そこで改めて生理について書かれた本を買って、娘と一緒に読み学ぶことに。その際、生理中だけでなく生理前も体に不調が表れることがあると、PMS(月経前症候群)についても話をしました。
その後、すぐに初潮を迎えた娘。一方、私は周りの人よりも初潮が遅く、中学3年生のときでした。そのため、なんとなく「娘も私と同じでゆっくりかな」と思っており、娘から「生理がきた」と聞いたときは驚きました。
ただ、初潮を迎え「びっくりしたよ」と笑いながら体の変化を伝えてくれた娘の様子を見て、「事前に生理について一緒に学んでおいたからこそ、本人もちゃんと理解できたのだな」とも思えたのです。
家族に理解してもらう必要もある
そんなある日、10歳の息子がテレビを見ながら「うえー……女の人の血って青いんだ」と口にしました。何を言っているんだろう?とテレビを見ると、息子が見ていたのは生理用ナプキンのCM。吸収量がわかるようにと青の液体を吸収したナプキンが映っていました。
その際、「今まで娘にだけ生理について話をしていればいいと思っていたけれど、息子についても正しいことを伝えないとダメだ」とハッとした私。娘に伝えたように、息子にも生理とはどのようなもので、生理中はどのような症状があるのか、経血は赤いけれど、CMでは例として青の液体にしているということなどを話をしました。
また、PMSについても、私の経験をもとに「生理前はピリピリしている」ということを話すと、息子は納得がいったようでした。生理中にしてくれたら助かることも、要望を込めて伝えました。
夫も一緒の部屋で聞いていましたが、同時に夫も生理について理解してくれたようで、今でも「あのとき話してくれてよかった」と言ってくれています。
話して変わったこと
生理について家族に伝えたことで、特に夫や息子の対応に変化がありました。娘が生理中に「おなかが痛い」と部屋で休んでいると、「ゆたんぽいるー? 痛み止めは?」と声をかける息子。「買い物のついでにナプキンも買ってきてほしい」と頼めば、「どのサイズの物が必要?」とスムーズに返してくれる夫。
夫に関しては結婚当初は、一緒に買い物へ行ったときなど、恥ずかしさなのかナプキン売り場にも寄ることも避けていたので、その変化にびっくりしています。
娘が初潮を迎える前に生理について話しておけてよかったですし、夫や息子にも生理を知ってもらえてよかったです。生理について知ってもらうことで、娘と息子が自分自身や大切な人の体を大事にできる人になってくれたらと思いますし、そういった人が増えてくれるといいなと思っています。
著者:伊藤未唯/女性・主婦
イラスト:Ru
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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