
当時の私は会社員として働いていて、夫と2人暮らしでした。結婚前、夫とは「共働きだから家事は分担しよう」と約束したのですが、次第に夫が家事をサボるようになり、私の負担ばかりが大きくなっていったのです。そんなある日、待望の第1子を妊娠! うれしくてすぐ報告したのですが、夫がとんでもないことを言い出して……!?
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うれしいはずの報告が…
「妊娠したみたい!」
そう伝えると、夫は驚いた顔をしたあと、喜ぶどころか眉をひそめました。
「え、それって、俺が今まで以上に家事をやるってこと?」
「え? そういう話じゃないよ。子どもができたって報告したかっただけなんだけど……」
私が戸惑いながら答えても、夫は不機嫌そうにため息をつきました。
「どうせ、つわりがあるとか言って家事を押しつけるつもりだろ。それなら仕事辞めて、専業主婦になればいいじゃん」
結婚前、夫とは家事を協力してやっていこうと話し合っていました。私はそのことを伝え、現実的に考えても、夫ひとりの収入では生活が苦しいと説明しました。
それでも夫は、「専業主婦になっても節約すれば何とかなるだろ。俺には家事も育児も向いてないし」と言って、まるで聞く耳を持ちません。待ち望んでいた妊娠の報告は、祝福とはほど遠い空気のまま終わってしまいました。
価値観の違いが露わに
数日後、夫は私を専業主婦にさせたい一心で、説得のため義母を連れてきました。
義母は「子どもが生まれても働くつもりなの?」と切り出し、「母親が家にいないなんて子どもがかわいそうでしょう。女が外で働くなんて、みっともないと思われるわよ」と、自分の価値観を当然のように押しつけてきたのです。
私は「共働きは珍しくないですし、子どもが生まれたら今以上にお金がかかります」と反論しましたが、義母は「息子の稼ぎじゃ足りないって言いたいの? あなたのやりくりが悪いだけでしょう」と私を責めました。夫も横で「母さんの言う通りだよ」とうなずくばかり。
これ以上話しても無駄だと思った私は、「少し考えさせてください」とだけ告げました。ただ、心の中ではもう、夫を頼れる相手とは思えなくなっていました。そして、夫が義母を連れてくるならと、私も実母に相談することにしたのです。



