
これは姉の話です。姉が学生時代のころ、バレンタインには下駄箱にチョコを置いておくのが定番で、女子から男子だけでなく、男子から女子に贈ることもあったそうです。そんな中、姉にチョコを渡したいと思っていた男子がいたようなのですが……。
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下駄箱の奥に隠された、本命チョコレート
姉に好意を抱いていた男子は、バレンタイン当日の朝、姉の下駄箱にそっとチョコを置いたそうです。しかし、姉は下駄箱のチョコレートにまったく気づかず、そのまま1日が過ぎて……。
結局、次の日に男子本人から「チョコ、受け取ってもらえたかな?」と確認されて初めて、姉はチョコの存在を知ったようです。ただ、姉が気づかなかったのも無理はなく、彼のチョコは下駄箱の奥のほうに置かれていたそう。しかも姉の下駄箱は上段にあり、身長があまり高くない姉には、そもそも下駄箱の奥のほうは見えていなかったのです。
恥ずかしさと奥ゆかしさから、あえて奥に隠すように置いたであろうそのチョコ。男子からすれば「ちゃんと見える場所」だったのでしょうが、姉からすれば、好意もチョコもまったく届いていない状態でした。
恋は盲目、とはよく言いますが、相手の立場を想像することが、結果的に人に好かれることにつながるのかもしれない――そんなことを考えさせられるエピソードだなと、このことを姉から聞いて感じました。ちなみにそのチョコは少しぐちゃっとしていたものの、食べることはできたそうです。
著者:しろ/20代男性・姉がいる。趣味はアニメや映像を見ること。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)
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